2025/02/18 23:25

20代の頃、私は仕事に夢中でした。
仕事は楽しく、毎日が充実していました。

しかし、いつの間にか無理が重なり、心も体も悲鳴を上げていました。
不眠が続き、不安に押しつぶされそうな日々。
まるで、暗いトンネルの中に迷い込んだようでした。

そんなある週末、私は気分転換にファッションを大胆に変えることにしました。
今までとは違う自分になりたかったのです。

眉上にパッツンと切った前髪。
いつもとは違う色のアイシャドウ。
丁寧に塗られたマニキュア。
しばらく着けていなかったお気に入りの指輪。
そして、モノトーンだった服を、鮮やかなビビッドカラーのものに変え、大ぶりのネックレスをつけました。
まるで、魔法をかけたように、新しい私が生まれた瞬間でした。

月曜日、新しいファッションで出社しました。
仕事の忙しさは変わらなかったけれど、私の心は、まるで魔法がかかったように、明るく軽やかになっていました。
すると、不思議なことに、周りの人たちも明るく、優しくなったのです。
自然と楽しいコミュニケーションが生まれ、あの時、八方塞がりだった難関を、いつの間にかクリアしていました。

この経験から、私は「おしゃれは、まさに魔法だ」と確信しました。
おしゃれをすると、心が軽くなり、前向きな気持ちになる。
そして、その気持ちは、周りの人たちにも伝わり、良い方向に流れていく。

その日から私は、重要な仕事がある日こそ、わくわくするようなおしゃれを忍ばせて臨む「魔法」をかけるようになりました。
それから約十数年、充実した会社員生活を送ることができたのは、その「魔法」のおかげだったのかもしれません。

OKYTAは、おしゃれが女性の魔法になるようなジュエリーブランドを目指しています。